大きめの文字で200頁少々の内容(要するに薄い本)、かつ、取り上げている項目は前作に被っていたため、あまり大きな期待は持たずに読んだが、より発展した内容を取り上げている所もあるのでそうがっかりせずに読み終えた。バイオフューエルなどの話題は、一時だけ新聞などでも報道されたが、某経済新聞あたりでもその後あまり目にすることもなくなり、あえてウォッチしていかない限り知る機会も少ない情報である。
風力や太陽光発電への対応をはじめとした政権の出来の悪さを指摘する内容は尤もである。この著者を含めて、経済本を出版する財界人には、具体的な政権の失態例をどんどん挙げて読者啓蒙の役に立ってもらいたい、という気持ちを込めて★4つ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
経済論
- 感想投稿日 : 2012年2月6日
- 読了日 : 2012年2月6日
- 本棚登録日 : 2012年1月27日
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