人たらしの流儀

著者 :
  • PHP研究所 (2011年5月26日発売)
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感想 : 69
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この本を読みながら、社会人5年目位から10年目の頃に関わっていた仕事の世界を思い出しました。利得絡みの情報を得るための交渉力は、ここでも書かれているように、現場で人のやり方を見たり聞いたりしながら、実際に体験・体感するのが一番でしょうね。でも、こんなことばかり考えてる人たちも(こういうことが生来好きな組織人は意外と多いと実感)、こういうことに関わってる時間も個人的には好みません。この本はあまり実際にはこういう交渉ごとに縁のない一般人向けに書かれたものでしょう。本当の外交・政治交渉を担う立場の人たちには、このレベルより相当ハードルの高い交渉技術・レベルが切迫して求められているのは解ります。稚拙なコミュニケーションはもう見たくないですから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年9月9日
読了日 : 2011年9月7日
本棚登録日 : 2011年9月9日

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