暗殺教室 19 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2016年4月4日発売)
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感想 : 52
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「カルマ君 プライドの刃は捨てなくていい 一度足元に置くだけです 置いた刃を真っ直ぐ見つめなさい 正しい志が宿った刃なら…地面でも煌々と誇らしく輝いているはずです」
「楽しいからこそ手間暇かけて工夫して 力の限りで取り組めるんです まずは自分が楽しむことです」
「君達が必ず平等に授かり いずれ平等に失う才能があります それは若さです 若さという才能が逃げないうちに何度も失敗して修正して 立ち止まらず前に泳いで行って下さい」

殺せんせーの言葉たちはどれも胸に響く。ぼくもマンガを通して授業を受けてよかったなと心から思う。どれも正しさだけじゃない言葉なんだよね。社会には正しさも含めて理不尽なことが多い中で、心の形を保っていられるようなやさしさに満ちた言葉たち。この言葉を心の奥にそっと忍ばせて、信念を貫く必殺の日まで前を向いていきたいね。

そして、ついに国が仕掛けた殺せんせー暗殺計画が発動される。殺せんせーを閉じ込め、マスコミを駆使して全世界の人々をも刺客に仕立て上げた。E組メンバーは封鎖された学校へと登校する最後のミッションへ。待ち受けるは最強の傭兵・ホウジョウ。裏山で培った最強生物を殺すための暗殺訓練の集大成が発揮される。この一年間の経験と絆があってこその戦いで素晴らしかった。

殺せんせーとの再会ははたしたものの、最凶の因縁を持つライバルたちの侵入で状況は次の段階へ。次の相手は人間ではなく、それを超えた者。この檻の中でいかに戦うのか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2020年8月27日
読了日 : 2020年8月27日
本棚登録日 : 2020年8月27日

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