今回の将棋は、藤本棋竜と土橋との棋竜戦、零と滑川との順位戦ということで、個性的なキャラが大暴れする巻に。前巻までのシリアスな雰囲気を蹴散らすような一冊。将棋のワクワク感が詰まっててこういうのもいいね。
零の棋士としての仕事を目の当たりにしたあかりとひなた。
「そんな風に遠慮して距離を置いたら れいちゃんにとってそれがとても淋しい事なのだと あんな風に真剣に私たちの所に飛び込んで来てくれた彼に対してとても失礼なのだという事」
遠慮しないことが信頼だったりもするんだよね。
ラストではあかりと島田、林田の今後を感じさせるようなワンシーンもあって気になるところ。
みんなでカレーを食べている一コマは読んでいるこちらまで幸せを分けてもらえるようだった。零の世界はこんなにあたたかく広がったんだなと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2019年11月2日
- 読了日 : 2019年11月2日
- 本棚登録日 : 2019年11月2日
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