全国大会の2回戦、先鋒戦から副将戦開幕までが描かれる9巻。ド派手に始まった先鋒戦だったけど、割と落ち着いた展開に。神代が本領発揮していたらだいぶ場が乱れそうだった。眠っている時に、九面の中からランダムに降ろして戦うって感じなのかな?全国になって、人ならざる者が支配する領域がいよいよ増えてきた。
次鋒戦のまこがエイスリンを見事に攻略していたのに、サクサクし過ぎてすぐ終わった(笑) さすがにもうちょい読みたかった。でも、県予選のリベンジができてよかったよ。エイスリンの泣き顔も可愛い。
中堅戦は今までうっすらと描かれていた久の違和感が牙をむく。部長として、応援を受けている者として勝たなきゃいけないというプレッシャー。しかし、まずは自分が楽しめなければ始まらない。そこは咲という作品を通してのテーマだったりするよね。牌を飛ばす作画も前回よりさらに気合いが入っていてカッコよかった。愛宕洋榎が着火してくれてよかった。「ひっかけ後のせさくさく…後ひっかけの洋榎とはうちのことやで!」とか滑るところも愛嬌があって好き。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2020年3月28日
- 読了日 : 2020年3月28日
- 本棚登録日 : 2020年3月28日
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