人間誰もがこじらせてしまってるところはあるのだろう。新しい自分になったと思っても次の瞬間には疑いはじめてドツボにハマる。遺伝とも関係ない小さな頃から少しずつ出来上がったプリグラムによくも悪くも影響されて変えたくてもそう簡単には変えられない。
凪はお暇の時間に他者と会い自分の中で対話を重ねて少しずつ変わり始めた。でもまだまだプログラムの支配は根強くて思ってないことをしてしまう。そんなリアリティがさまざまと描かれていてちょっとしんどく思いつつもとってもおもしろいお話だった。
この先凪がどうなっていくか最後まで読んでいきたい。これもまた一つの映画のようなものなのかもな。
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- 感想投稿日 : 2020年2月10日
- 読了日 : 2020年2月10日
- 本棚登録日 : 2019年12月29日
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