思わず絶句して本を取り落としました。
まさかまさかそんなとこでそんなつながり…!
今でもあの息を呑んだ感覚が忘れられません。そしてあの景色へ続いてくのかと思うと、もうね、もうね…!
とにかくそれに度肝を抜かれましたが、それ以外の短編もすごくよかった。やっぱり好きだなあ。どうしてこんなに全部もってかれるんだろう。
大切なこと、守るべきこと、自分にとって何ができるかということ。それをきちんと考えるということ。背筋を伸ばして、きちんと誠実に、ただ何かのために、生きていきたいと思える物語です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
は行の作家
- 感想投稿日 : 2011年8月29日
- 読了日 : 2005年9月
- 本棚登録日 : 2005年9月1日
みんなの感想をみる