ハレルヤ

著者 :
  • 新潮社 (2018年7月31日発売)
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本棚登録 : 224
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NHKの理想的本箱で「初めてお葬式に行った時に読む本」として紹介されていたので、保坂さんの作品を久しぶりに読みたいと思った。1作目の「ハレルヤ」は4作目の「生きる歓び」に19年の歳月を経て呼応している。片目の花ちゃんとの18年8ヶ月。「生きる歓び」に登場した、保坂さんの中学高校同級生の息子である10歳の全盲の天才少年ピアニストは辻井伸行君のことだろう。現在も一線で活躍していることが嬉しい。「世界があれば生きていた命は死んでも生きつづける」「世界があるからこそ命は無になることはない」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月28日
読了日 : 2023年10月27日
本棚登録日 : 2023年10月27日

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