タイトルに「入門」とあるが、結構難しい本だった。特に魚川氏の発言は、長いうえに用語も要旨も分かりにくいため、さらっと読むのではなく、しっかり立ち止まって咀嚼する必要があった。
対談本ではあるが、魚川氏がリードする立場だったためか、氏の長々とした話を受けて、プラユキ師が自身の見解を端的に述べるということが多かった印象。プラユキ師の瞑想に対する考え方などをもっと知りたかった自分としては、そこが期待はずれだった。
要は瞑想には様々な種類と目的地があって、それらを理解したうえで自分に合う方法を実践して智慧と慈悲に至り、自他の抜苦与楽を実現していこう、ということだと思う。
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- 感想投稿日 : 2023年12月21日
- 読了日 : 2023年12月21日
- 本棚登録日 : 2023年12月21日
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