田口ランディは好きだけど、この本は好きじゃなかった
たぶん私が恋愛が面倒で(本当はしたいけど、気持ちや行動を縛られるとすぐに逃げ出したくなってしまう)、昔から好きな人もなかなかできないし、できてもすぐに冷めたり、恋愛にのめりこめずにきてるから、なんかそんな風に逃げてる部分には少なからずこの小説の中の女たちと共通するところがあるからなのかもしれない。
ずっと目をそらしているところを見せられているような。こんな女たちになりたくないから、恋愛をしないでいるのかもしれないから、見ないでいるものを見せないでと思うのだろうか?
でも実際ここに登場する女たちの行動や心理は理解できないことだらけでもあったけど。
あっという間に今の年齢になってて、身体を壊して男と関係すら持てない状態になっている。そんな自分の生き方もまあいっかと思うけど、まっすぐにこの小説の女たちみたいになれないのも、女としてどうなのかなともお思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年1月28日
- 読了日 : 2016年1月28日
- 本棚登録日 : 2016年1月28日
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