画家でもある小説家赤瀬川原平の全国にある「個人美術館」巡りのエッセイ。公的な施設とは違い、創立者個人や画家の思い入れやこだわりがそれぞれある。それ故のアンバランスさを感じることもあるが、そこが「個人」の面白さであり、公の美術館とは違う目線は新鮮でもある。この本片手に美術館巡りをしたくなるがそれもそのはず、これは新幹線グリーン車にある雑誌に連載していたらしい。ちょっと悔しい気もするが、あえて乗ってみるのも悪くないかもしれない。(A.N.)
読書状況:読み終わった
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Book Review
- 感想投稿日 : 2012年7月4日
- 読了日 : 2012年7月4日
- 本棚登録日 : 2012年7月4日
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