個人の趣味程度にウェブデザインを勉強しているのだが、自分のレベルに合いそうな本を1冊読み終わって「さて、次はどうしよう?」「あっちの本やネット検索ではこう書いてあるけど……」と悩むことも多いので、この本を手に取った。
序盤は書店や図書館の分類法、紙/電子書籍のメリットデメリット、読書管理などから始まるので、普段からバリバリ読書をしている人は知っている情報もあると思うが、ひらがな飛ばし読み(p149)や「1回目は通読、2回目以降はマーキング」(p156)、第3部のインプット&アウトプット方法などは技術書以外の本や勉強にも活用できそうだと思った。
自分が技術書を読む(使う)となると、できるだけ最新の本を、となってしまうが、古い本(技術)も歴史などを知る意味では役に立つ、というのも目から鱗。
また、デジタルでの読み方やツールの活用方法にも結構ページが割かれているので、デジタルで勉強派の人にもおすすめ。
著者による実際の使用場面などの写真もいくつか出てくるのだが、プロの人でもインプット&アウトプットしまくっているんだなーというのが印象に残った(これはプロとして当たり前かもしれないが)。IT以外の勉強にも言えるが、とにかく自分の手を動かして試行錯誤すること・視点を広げることが大事だし、それが後々に繋がるのだと思う。
※p138の読書と料理の相性の(一部は人による)にはちょっと笑った。焼肉は油はねと肉の焼き加減が厳しい……。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2022ベスト
- 感想投稿日 : 2022年11月30日
- 読了日 : 2022年11月30日
- 本棚登録日 : 2022年11月27日
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