新編「男の作法」: 作品対照版

著者 :
制作 : 柳下要司郎 
  • サンマーク出版 (2004年5月1日発売)
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本棚登録 : 98
感想 : 15
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 男の作法でもあるが、大人の作法、昭和の作法でもあるので女性が読んでも面白い本ではないか。
 今日ではそぐわない「男の作法」がいくつも紹介されているが、祖父や親父の時代を映し出している。核家族化、受験戦争、競争社会の平成ではなく、昭和の良き時代を生きたかった。「池波正太郎」渋いです。

○自分の人生が一つであるのと同時に、他人の人生も一つである。
 だから他人に時間の上で迷惑をかけるのは、非常に恥ずべきことだ。

○「みっともないこと」「恥ずべきこと」はしちゃいけない。
 これが「男の作法」の神髄。

○朝、気がついてみたら息が止まっていた。これが大往生で、人間の理想はそれなんだ。
 人間は死ぬのが怖いんだよ。体験したことのないことだから。
 だから大往生を遂げたい。
 それがために健康に気をつけるんだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2007年6月21日
読了日 : 2007年6月21日
本棚登録日 : 2007年6月21日

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