男の作法でもあるが、大人の作法、昭和の作法でもあるので女性が読んでも面白い本ではないか。
今日ではそぐわない「男の作法」がいくつも紹介されているが、祖父や親父の時代を映し出している。核家族化、受験戦争、競争社会の平成ではなく、昭和の良き時代を生きたかった。「池波正太郎」渋いです。
○自分の人生が一つであるのと同時に、他人の人生も一つである。
だから他人に時間の上で迷惑をかけるのは、非常に恥ずべきことだ。
○「みっともないこと」「恥ずべきこと」はしちゃいけない。
これが「男の作法」の神髄。
○朝、気がついてみたら息が止まっていた。これが大往生で、人間の理想はそれなんだ。
人間は死ぬのが怖いんだよ。体験したことのないことだから。
だから大往生を遂げたい。
それがために健康に気をつけるんだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
自己啓発
- 感想投稿日 : 2007年6月21日
- 読了日 : 2007年6月21日
- 本棚登録日 : 2007年6月21日
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