牛乳の作法 (ちくま文庫 み 20-2)

著者 :
  • 筑摩書房 (2005年12月1日発売)
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本棚登録 : 153
感想 : 11
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ラジカル・ガジベリビンバ・システムの人。
劇作家・演出家・作家 宮沢章夫の演劇論やエッセイ集。
牛乳を振って飲むと美味しいと勧められたら、まずは振ってみるのが作法という。
つまり好奇心のアンテナに引っ掛かったら、まずはやってみるべしの進め。
情念がほとばしるスタイルをあっさり捨てて、軽妙に駆け抜けた80年代。
破壊された残骸整理に追われた90年代。
何がどうして、どう思われようが気にしないと心に決めたハナから“時代”が気になる回転木馬。
ただ云える事は、面白そうだからやってみる。ということ。
その足跡が生き様なのだ。道。

ラジカル・ガジベリビンバ・システムて凄い!
竹中 直人、いとうせいこう、シティボーイズ、中村有志、後のビシバシステム、ふせえり等が参加したギャグユニット。スチャダラパーは舞台“スチャダラ”に影響を受けた名前。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2013年11月16日
読了日 : 2013年11月16日
本棚登録日 : 2013年11月16日

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