あの劇中の雰囲気を漫画に起せるのかどうか半信半疑であったが、いざ読んでみるとカラー絵をはじめとても繊細なタッチで描かれ、キャラの表情等も映像からそのまま引っ張ってきたのではないかと思うくらい見事だった。じっと読んでいると、あの無機質な携帯の音が聴こえてくる錯覚を覚える。ただ、シナリオは一冊という分量に少々詰め込み過ぎたかなという印象。どこかストーリーを追うよりも、挿絵付きの詩を読んでいるような印象を受けた。原作観ていない人は少々戸惑うのではないかと思う一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画全般
- 感想投稿日 : 2011年11月21日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年11月21日
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