日本には、「かみさま」「ほとけさま」「おに」「ようかい」とか、
色々な不思議なものがいる。
一神教のキリスト教やイスラム教の国とは違う、ゆるやかさが私は大好き。
仏教でお葬式をあげながらも、チャペルで挙式したり、
厄払いといって、神様にお祓いをしてもらったり、ある意味いいとこ取りではないの~!
そんな中で、神様の像「神像」って実は珍しいんですよーっと言われても、
そう?いっぱいあるやん!って思ってこの本を開いたら、
あたしが思っているのは、ほとんど仏像だった。
仏像よりも、人間くさく、自然に近い「神像」やそれらが作られた背景を
関西人親子の会話で、語る一冊。
写真も多くて楽しいけど、このテーマ、10代にはシブい気もします。
でも、もし神様仏様に興味を示す子や、修学旅行などで、出雲なんかに行く子がいれば、手渡して反応をみたいなあ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ヤングアダルトにも
- 感想投稿日 : 2010年10月17日
- 読了日 : 2010年10月17日
- 本棚登録日 : 2010年10月17日
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