「法が人を守るのではない。人が法を守るのだ」
いわゆる「悪法も法なのか」という問いかけを含めて、現代法理論の根幹をなす「テーマ」を、近未来SFで提示し、なおかつアニメやゲーム、さらには国際マーケットに打って出る戦略を持っていることで、少し新しい。
このマンガのファンの若者が居たら、議論したい。
主人公がシステム(秩序)を守る決意をしたからと言って、この作品全体がそれを支持しるわけではないのは、この作品の構成上、本当の主人公は狡噛であるということからも明らかである。しかし、そういう複雑な構成を果たして現代の若者が読み取れるだろうか。
2015年2月読了
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
か行 フィクション
- 感想投稿日 : 2015年2月10日
- 読了日 : 2015年2月10日
- 本棚登録日 : 2015年2月10日
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