世界の秩序を保つため、人間が自由に思考できないよう、書物をこの世から排除しようとする物語。
自らの思想を持ってはならず、漫然と生きていくことが是とされる世界観であり、ともすると今の我々がまさにこうなってしまっているのではないかと思わされる箇所があった。
書物が失われた世界で、「私が〇〇(書籍名、著者名)だ」と名乗り合うシーンは面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
非ビジネス・基礎
- 感想投稿日 : 2021年8月16日
- 読了日 : 2021年8月16日
- 本棚登録日 : 2021年1月1日
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