イタリア的恋愛のススメ シモネッタのデカメロン (文春文庫 た 56-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2008年2月8日発売)
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本棚登録 : 338
感想 : 42

シモネッタのオンパレードだったけど、面白かった。
文体や文末の自虐的なオチなど著者親友の米原万里に似ている。米原万里の方がもっと毒舌で、燃えていて、私好み。
それにしても、英語以外の翻訳者はユニークで個性的な人が多いと思う。
日本は治安も良いし最高だが、多少退屈だ。
イタリアに今すぐ飛んでいきたくなる。
わたしは生まれる国を間違えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 女性作家
感想投稿日 : 2014年2月25日
読了日 : 2014年2月25日
本棚登録日 : 2014年2月25日

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コメント 2件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/02/25

「多少退屈だ。」
それは、余裕があるってコトで良いじゃないですか!

私は青山南、柴田元幸、鴻巣友季子は好きですし、渡辺佐智江や岸本佐知子はサイコー

クマコ・ヘンリーさんのコメント
2014/03/01

そうかもしれないですね!
退屈なんて贅沢な憂鬱ですね!!

『青山南、柴田元幸、鴻巣友季子は好きですし、渡辺佐智江や岸本佐知子はサイコー』

おもしろいのですか。興味わきまくりです。

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