下りの船 (想像力の文学)

著者 :
  • 早川書房 (2009年7月9日発売)
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本棚登録 : 58
感想 : 8
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宇宙の果てまで行っても結局、人間やること変わらねー、というわけですよ。
と言ってもまぁそりゃそうで、場所が変わったらいきなり悟りを開く2001年宇宙の旅ってもんだもないからしょうがないけどね。
なもんだから展開としては熱帯での政府軍とゲリラとの戦いで概ねベトナム戦争っぽいんだけど、いやそれ以外のシーンもあるけどイマイチ想像力の文学と銘打つほどには真新しさが無いというか、やっぱり初めに戻って人間どこ行っても変わんねーなしょうがないなもう、ということかもしれぬ。
いや、そうじゃなくて読者の想像力が試されてるのかも!と言われてもそんな意識高くないからな、そうだったらゴメンなさい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF系
感想投稿日 : 2023年1月29日
読了日 : 2023年1月29日
本棚登録日 : 2023年1月29日

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