すてきな三にんぐみ

  • 偕成社 (1969年12月16日発売)
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本棚登録 : 5482
感想 : 566
3

3人組の強盗のお話。
金品を奪い続けるも、その使い道は…。
外国の古い時代を感じるようなストーリー展開に、怖さを感じながらも惹き込まれる絵本。

【ママ評価】★★★
怖そうな表紙だけど、思ったより内容もちゃんと怖かった。
古い絵本だからか「おどす」など怖い言葉が使われているし、ストーリーも前半はちゃんと怖めで、表紙の通り絵も暗い。
その分ストーリーはしっかりしていて読み応えがあるけど、幼い子には理解が難しい。
絵は暗いけど、黒を基調とした中に描かれる色が映える。
大人からすれば黒地に色が光るようで美しい色合いに感じるようで、子供からすると暗闇の中で光る猫の目のような怖さがあるかも。
ストーリーを理解できるようになったら子どもに読ませたい絵本。

【息子評価】★★★
息子は怖がるだろうな〜と思って読んでみたけど、案の定怖がっていた。
今まで読んだ絵本で一番怖がっていたかも。
年齢としても‘怖い’を感じてわかるようになってきたというのもあるかな。
最初のページから「怖そう…」と小さな声で呟いていた息子。
「ね、怖そうだね〜」と言いつつ容赦なく読み進める母。
数ページ読んだところで「これやだ」と手で目を覆っていた。
「そんなに怖かったか、ごめんね」と言いつつ最後まで読みたい母は強行突破。
目を逸らしつつ最後まで読み終わるも、もう二度と読ませてもらえることはなかった。
悪い母だ。
けどまあ息子よ、これも経験というものだよ。
2歳4ヶ月

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月6日
読了日 : 2024年3月6日
本棚登録日 : 2024年2月27日

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