読後感は、気持ち悪い。
戦前と戦後の、皇室の予算資料を手に入れて、それを公開する内容。
戦前の皇室は独自の財源を持たれて独立しておられたが、戦後は、財政面では畏れ多くも首根っこ引っ掴まれてる状況で、確かにまあ、特に昭和天皇のお人柄が伺えたりするにはいいんだけど。
元々が、陛下に仕えられた方が個人で「持ち出して」いた資料。
マル秘であり、皇室のプライベートにあたるところもあって、話を振られた関係者が、ドン引きするほどのもの。
上皇陛下のご家族のプライベート、それこそ歯ブラシ何本買いたいんですがなんて内容、これ、たとえば宮内庁とか、許可とったんか。
皇室は存在自体が公だから、オープンにすべきとか言っとったが正気か。
第一級資料というのはいいが、研究したんか。
晒してだけで、何がしたいのん。なんか提言あったっけ?
公にどんな利益がある内容なん?
得意げなジャーナリズムが、鼻についた一本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月18日
- 読了日 : 2024年3月18日
- 本棚登録日 : 2024年2月25日
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