七王国の騎士 (氷と炎の歌)

  • 早川書房 (2020年1月23日発売)
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本棚登録 : 107
感想 : 7
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ジョージ・R・R・マーティン(ゲーム・オブ・スローンズ(GOT)の原作者)の作品。
ゲーム・オブ・スローンズと同じ世界であるが時系列的に100年前となっている。

草伏しの騎士である巨漢(2m以上ある)で心優しく己の騎士道を貫く若者ダンクと従者だが実はターガリエン家のプリンスであるエッグ(エッグはエイゴンの略したものらしい)のコンビが様々な土地を遍歴し冒険していくというストーリー。

同じ世界を扱っていながら本編とはテイストが全く異なる作品となっている。
騎士道華やかなりし時代の冒険譚という事で、本編に比べ明るい気がする。
主人公の二人は、権力者たちが繰り広げる陰謀に毎回巻き込まれるが、自分たちの良心に従い行動し、彼らの騎士道を貫きつつ生き残るので読んでいて気分が良い。
また、ちょうど良い長さの短編で、そんなに根を詰めなくても読み切れるので娯楽小説としてよくできている。是非とも彼らのさらなる冒険を読んでみたいと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年4月19日
読了日 : 2020年4月19日
本棚登録日 : 2020年4月19日

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