たった一人の反乱 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社 (1997年3月10日発売)
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本棚登録 : 156
感想 : 14
3

丸谷才一というと、旧仮名遣い、ジョイス、博識というイメージ。
エッセイは読んだことがあっただけ。

本作は、まず思ったのは、芝居にしたら面白そう、ということ。
みなキャラが立っているからか。
ただ、どの登場人物も表と裏を持つものばかり。
時々立ち止まって、自分の来し方行く末を思う。
そして、唐突に動き出す。
そこには理由・背景はいらないのだ。

とはいえ、600ページは長いな。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2019年2月4日
読了日 : 2017年6月23日
本棚登録日 : 2018年10月8日

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