移植医たち

著者 :
  • 新潮社 (2017年8月22日発売)
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本棚登録 : 185
感想 : 32
5

個人的 今年のプラチナ本。

久しぶりに夢中になって読みました。捻くれ者なので滅多に☆5はつけないし、一言注文つけちゃうけど、この本は文句なし。大変面白かった。

肝臓移植の技術を学びに渡米し、やがて国内での移植(生体移植ではなく、脳死ドナーからの移植が主眼)に漕ぎ着けた医師たちの話。プロジェクトXのようだが、医師たちの思いや人生が細かく描かれ、グイグイ読ませてくる。
冒頭のオペはなぜ陵子が担当になったのか、最後まで読むことでその解が明かされる。

必死の努力を重ねる医師たちに拍手喝采。医療モノが好きなら絶対オススメです。
が、動物実験断固反対!なら読まない方がいいです…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸<その他>
感想投稿日 : 2017年9月14日
読了日 : 2017年9月14日
本棚登録日 : 2017年9月9日

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