KYOKO (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (1998年12月15日発売)
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本棚登録 : 510
感想 : 54
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大掃除で見つけて15年ぶりに読んだ。小説より先に映画を観た。主人公のKyokoを演じる高岡早紀のダンスをする姿が、ひどく美しかったのを思い出す。
Kyokoが、多くの善意にかこまれながら、HIV感染のホセを故郷まで送るハードな旅。HIVのせいで記憶があいまいなホセが、最後には思い出し、ダンスを踊るのは、故郷に辿りつく事よりも、幸せな事だったよね。
村上龍の作品のなかでは、村上龍らしくなくてオレには良い。高岡早紀とセットでしかイメージが浮かばないのだけれど。あの頃は輝いてたなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年1月3日
読了日 : 2015年1月3日
本棚登録日 : 2015年1月3日

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