1908年に出されたと言われるアーノルドベネット著の時間術。いま流行りの啓発本は、ほぼこの本の焼き増しとも言えるだろう。
時間は公平に、だれにでも、1日24時間が与えられている。
本書の最も強いメッセージは、弱い意思によってダラダラすることからの脱却だ。週3日の夜の90分間をもっとも重要な時間にする。そして、一生懸命週6日は生きる。1日は余裕の日としておく。毎日をなんとなく過ごしている人の悲劇といったらない。
面白いのは、詩を勧めているところだろう。小説はずっと読めるが、詩を読むには頭をつかう、つまり努力して読むものは自身の糧になる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2016年8月13日
- 読了日 : 2016年8月13日
- 本棚登録日 : 2016年8月13日
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