何っつーのか、やるせなくなる
恋って何だ、友情って何だ、自分らしいって何だ、読んでいる最中、読了後にそんな深い事を悶々と考えてしまう一冊だった
独特、いや、独創さが鮮やかな画が、重いストーリーに深みを生んでいるのか
恋愛漫画を読みたい人に向いているか、そこは、青春がこじれっぱなしの私には判らないが、少なくとも、まだ、青春時代の禍根に決着を付けられずにいる人は、これを読んだら、何かが変わるかも知れないし、変えずに済むかも知れない
とかく、私はラストが安易じゃなかった点を高評価する
女の友情ってのが、ドロドロしているってのは男の勘違いだったなー。サバサバした付き合いが出来てる、大人の女ってのは異性からしても憧れる
ラストになるが、この『さよならまたこんど』、漫画を読んでるっつーより、キャストより脚本の質に重きを置いたドラマを鑑賞している気分に陥る作品だった
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック(祥伝社)
- 感想投稿日 : 2013年11月15日
- 読了日 : 2013年11月15日
- 本棚登録日 : 2013年11月15日
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