合併によって起こる銀行内部の政治的な構図が福本伸行の漫画のような、半分フィクション半分ノンフィクションぐらいのお話。
リストラとはかくも厳しいものか。会社のために自分をささげてきた人間にとっては死ぬほどつらいことである。顧客満足、持続的な経営計画、株主中心の資本主義世界にあって労働者満足というものはかくも得られぬものなのか。
最後はなんだかんだで落ち着くところに落ち着いたってところで現実的なEDだったように思います。
最後のほうはライターさんが書いてるような・・・w
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年6月6日
- 読了日 : 2011年5月27日
- 本棚登録日 : 2011年5月17日
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