「なんか半蔵さんってズレてるんだよな~。」と思いながら読んでいたら、その認識はあながち間違っていなかったようで、この巻では彼の思い描く理想の新時代と民衆のリアルな反応とのギャップが書かれていた。まぁ、そうでしょうね。
ということは、藤村はある程度半蔵を突き放して見ている?国学万歳人間の山宿の坊ちゃんを主人公にする意味がまだよくつかめない。藤村はこの作品で何を言いたいんだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2017年6月6日
- 読了日 : 2017年6月3日
- 本棚登録日 : 2017年5月30日
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