ヘッセの作品を読むのは『車輪の下』、『デミアン』に続き、これが3冊目。
ちょっと前に朝日新聞の書評で紹介されていたので気になって読んでみました。
修行僧とか悟りを開くとかって聞くと、なんだか自分とはかけ離れた世界のように感じてしまうけれど、このシッダールタは遠いようで身近な人に感じました。
俗世で賭博や商売に明け暮れるところとか、家出した息子が心配でつい追いかけちゃうところなんか、すごく人間らしい。
こういう人間くさいさまざまな経験を、これから自分もたくさんするだろうな。
そのなかで私はどんなことを感じ、考え、学ぶんだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2013年2月20日
- 読了日 : 2013年2月19日
- 本棚登録日 : 2013年1月28日
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