1作目の『雪風』を読んだ時はまさかこんなストーリーになるとは思ってみず…。いや、私が読み切れていなかったのか?
あちこち変わる視点。作中で起こっている「現実」。
登場人物たちの各視点を飛び、読みながら、私自身がエディスの診察を受けたくなる気分になってしまった。
しかし、雪風が人間との会議を求めているとわかった段階で、何だかすとんと腑に落ちる。
これは人が異性体ジャムに人間という存在を認めさせるための戦い。
そして、ここまで来たら後は戦うのみ!
引き絞られた矢が一体どこに向かって放たれるのか?続編が待たれる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年9月21日
- 読了日 : 2012年12月9日
- 本棚登録日 : 2013年9月21日
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