終末のワルキューレ (10) (ゼノンコミックス)

  • コアミックス (2021年3月18日発売)
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感想 : 10
5

雷電vsシヴァの喧嘩、ここに決着!!
ただ、一言、凄かった、としか言えない内容と結果でしたね。
ただただ、とんでもなかったです。
この『終末のワルキューレ』は、バトル漫画の中でも、相当にハイレベルな作品であるのは、(1)の時点から、読み手の全てが理解していました、本能的に。
ただ、その理解が、まだまだ、浅かったことを私は、この(10)で思い知らされました。
当然と言えば当然なんでしょうが、全く、限界なんて迎えていなかったんですね、この『終末のワルキューレ』
何が怖いって、この時点で、相当に熱いのに、まだ、上がるな、と予感、いえ、確信させるところですよ。
けど、「怖い」よりも「楽しみ」が勝ってしまうあたり、私も、やっぱり、漫画読みなんでしょう。
これほど、面白さが止まらない漫画を、心の底から「大好き」と言えるなら、私は赤の他人に、いくら、バカにされても、全く気になりませんね。
さぁ、次の戦いは、どんな組み合わせになるんだろう。もっと、私をワクワクさせてください!! 心の筋肉をバンプアップさせ、心を炭化するまで燃やさせてください!!

この台詞を引用に選んだのは、雷電が、誰しもが認める最強の力士である、と証明している、と感じたからです。
大雑把に纏めてしまうと失礼に当たるのでしょうけど、これは、やはり、「愛」と呼ぶべきものです。
カッコいいものですよね、自分が愛するものの為に全力を出せる事が何よりも嬉しい、と笑う男は。
スルーズが惚れこむのも納得です。
なれそうにない、と判っていても、憧れちゃいます、男として。
「やっと・・・やっとなんだよ・・・裏切り続けてきた大好きな“相撲”を・・・本気“ガチンコ”で取れるんだ・・・・・・・・・頼む・・・ワシの体を・・・いや、命も全部、この一番に懸けたい・・・なにせよ、ワシぁ、力士だからな」(by雷電為右衛門)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青年漫画(コアミックス)
感想投稿日 : 2021年3月28日
読了日 : 2021年3月28日
本棚登録日 : 2021年3月28日

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