ポアロのクリスマス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房 (2003年11月11日発売)
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本棚登録 : 1130
感想 : 121
4

当たり前だけれどちゃんと犯人いたのよね。

聖夜を象徴する赤。なのに一族が集う屋敷は血の赤 一色に染められた。
偏屈な老当主はなぜ殺されたのか…誰もが心に秘めた当主への複雑な思いを絡ませ、一気に読ませる物語だった。

当たり前だけれど、犯人はちゃんとそこにいたのよね…うまく隠れていたなぁ…とただその思いで心はいっぱいになる。ヒントは散りばめられていたんだろうな。

重みを感じられるポアロの言葉ひとつひとつが印象的。
誰もがポアロの語りに耳を傾けたくなる、そんな魅力を改めて感じられたクリスマスの惨劇、面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月20日
読了日 : 2019年12月20日
本棚登録日 : 2019年12月20日

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コメント 4件

あいさんのコメント
2019/12/21

こんにちは(^-^)/

クリスマスの季節にいいミステリを読んだね。
ポアロは好きな探偵さん。
今度ナイルに死すを読もうと思っているよ。
ポアロでいいよね?(^_^;)

くるたんさんのコメント
2019/12/21

けいたん♪
そう、一年前から計画してたの♪

ナイルに死す、未読だわ〜、これまたポアロの活躍が見たい!

まことさんのコメント
2019/12/25

くるたんさん♪おはようございます!
そして、メリー・クリスマス!
この本、うちの本棚にもあったので、昨日、一昨日で早速読みました。クリスマスにクリスマスのミステリーを読むなんてオツなことをしたのは初めてかも!?
タイムラインをみると色々なクリスマス関連本読んでいる方がいらっしゃるけれど、私はこれで、海外作品だし、雰囲気を楽しみました。
ご紹介ありがとうございました♡

くるたんさんのコメント
2019/12/25

まことさん♪おはようございます♪
メリークリスマス(◍•ᴗ•◍)
うわぁ、うれしい!本棚にあったなんて、素敵です♪
タイトルそのまんま、海外のクリスマスの集い、惨劇、楽しめましたよね♪
早くも来年のクリスマス本が楽しみです♪

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