奥深い一冊。
雪山気分で手にした作品。
予想外の展開と面白さ。
日本で二番目に高い山、北岳で謎の白い毛に覆われた生物目撃情報が。
果たして雪男なのか…というくすぐられで掴みはバッチリ、そして読むにつれて実際にあってもおかしくない、奥深い、よく創られたストーリーだと感じた。
焦りからの執念。
そこまで…という人間の愚かさが痛々しく、人間の身勝手さが浮き彫りに。
何気に日本の諸外国への姿勢へ放つ一言が爽快だった。
自然界への畏怖の念、人間の自然界での在り方も諭される救助隊と救助犬の世界。
このまとめ方も読後感もはなまる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年3月8日
- 読了日 : 2022年3月8日
- 本棚登録日 : 2022年3月8日
みんなの感想をみる