折原さんの魅力を味わえる、一冊。
面白かった。「グランドマンション一番館」を舞台にした連作短編集。
高齢者を中心とした住人たちが起こす数々のトラブル、そしてそれらがもたらすブラックさを交えた驚き。
第一話からやられた感に取り憑かれ、読み進めるごとに次はどの部屋のどの住人が、どんな驚きを…と、わくわくしながらページをめくったほど。
結局何回騙されたんだろう。
この一歩外に出てマンション全体を眺めているようなエピローグも巧いな。
折原さんの得意技が詰め込まれた、面白さ、魅力を味わえる作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年12月9日
- 読了日 : 2019年12月9日
- 本棚登録日 : 2019年12月9日
みんなの感想をみる
コメント 4件
やまさんのコメント
2019/12/09
くるたんさんのコメント
2019/12/09
あいさんのコメント
2019/12/12
くるたんさんのコメント
2019/12/12