シリーズ6の一冊。
信次郎が襲われた。って、これだけの彼の性格じゃ、どこで誰に恨みを買ってもおかしくない。と思いきや、どうやらこの事件、信次郎の父の過去に関係あるらしい…と、なんとも引き込まれるストーリー展開。
なんだか終始、研ぎ澄まされた刀の刃をずっと見せられているようだった。
その大きな要因の一つが信次郎と清之介の関係。
お互いを必要以上に意識する関係がいつも以上にキリキリときた。
清之介にとっての信次郎の存在の深さがまたもチラ見え。
そんな刺激をくれつつもしっかりミステリとしてまとめてくるのはさすが。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年11月4日
- 読了日 : 2022年11月4日
- 本棚登録日 : 2022年11月4日
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