本書は「怖い」名曲を取り上げると同時に、各作曲家の交流関係や社会背景を年代を追って俯瞰できる、初心者でも一気に興味深く読める西洋音楽史だった。「ボレロ」やショスタコーヴィチの下りなど、なるほど怖いと感じたのは特に20世紀以降の部分だった。「幻想曲とは形式的に自由な曲という意味で、書かれる内容が幻想的という意味ではない」ことを今まで知らなかった。。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年8月9日
- 読了日 : 2017年8月9日
- 本棚登録日 : 2017年8月9日
みんなの感想をみる