「世界」文学の新たな金字塔。不条理なようにみえて、その実、現代の社会問題を鋭く切り込んでいる。読了後、感動して涙が出そうだった。僕らは、生まれてきた、それだけでも十二分にしあわせだったのだ。
文句なしの大傑作といえよう。
印象に残った一文を引用しておく。
「さようなら、世界。ぼくは、その秘密も、その美しさも、味わうことはできなかったけれど。」
読書状況:読み終わった
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良かった
- 感想投稿日 : 2010年11月23日
- 読了日 : 2010年11月23日
- 本棚登録日 : 2010年11月23日
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