スーパーマーケットほど素敵な商売はない―100年たってもお客様から支持される企業の原則

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  • ダイヤモンド社 (2009年12月11日発売)
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201009/
その店に置いてある商品のなかで、もっとも魅力のないものがその店の魅力を決める/
スーパーマーケットにおいては「いいものを置こう」と考えるまえに「悪いものを置かないで、完璧な品揃えをする」という考えが大切である/
勝つより、負けないことを目指すのが、強いスーパーマーケットを作ることになると私は確信している/
価格とは「物の価値を金額で表したもの」、すなわち、価格とは「価値そのもの」を表している。消費者から見れば「価格競争を避ける」というのは、客観的には「価値の競争を避ける」という意味にしかならない/
日本各地で、価格だけで商売をするダメ企業が発展し、まじめな努力を重ねた企業が生き残れないというような不幸なことにならないためには、いい店を作ることのできるいい企業ほど、価格についてはシビアな意識を持たねばならない/
消費者にとって「未知の商品を定番化する能力」こそ、スーパーマーケットの「売り込み力」であり「拡販力」なのだ/
「『ラインによる人事管理』こそが人事管理の基本」という大原則は、人間には、一般に「ヒトを見る目」がないという事実に立脚している/
多少能力的に問題のあるミドルであっても、部下と仕事を一緒にやっている上司が評価するほうが、能力は高いが仕事振りを見ていないトップが評価するより、はるかにまし/

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 【ビジネス】
感想投稿日 : 2010年9月8日
読了日 : 2010年9月8日
本棚登録日 : 2010年9月8日

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