車谷長吉の名前を初めて知ったのは、さる勉強会でのこと。まだ直木賞の受賞前に
講話の前に「あまりにすごい小説を読んだので紹介したい」と、ある男性が挙手して本を紹介してくれて即読んだ。
後に直木賞を受賞し、映画化され、雑誌の『クロワッサン』とかで詩人と結婚したことを知り。
作家、それも私小説の作家と結婚すること、命を削るのが商売の男の人と結婚することがつぶさに書かれていて、読後もしばらく冷めなかった。
「作家」という仕事に対するあこがれと、凄まじさみたいなのが刺さって痛かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月22日
- 読了日 : 2024年3月1日
- 本棚登録日 : 2024年3月1日
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