頭がいい人、悪い人の〈口ぐせ〉 (PHP新書 390)

著者 :
  • PHP研究所 (2006年3月1日発売)
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福本
印象にのこるのは、頭がいい人の口癖よりも、悪い人の口癖でした。
ところどころどきっとしました。私これよく使ってるかもしれない!というのが結構ありましたので。たとえば「まあいいか」という中途半端で妥協する口ぐせ。よく使います。
内容としては、複雑な現代社会ではあまりにも神経質すぎては正常な精神で生きていくことができないので「まあいいか」と受け流すことが大切である、しかし仕事の場面でしばしばそれを口にするのは問題だ、ということです。よかった、私は仕事の場面では「まあいいか」はあまり口にしないな、と安心しましたが・・・。
あとは、「おれは体によい、あれは体に悪い。」いつも健康のことばかり気にする口癖。内容は少しちがいますが、食べ物に関しての好き嫌い。よくいってしまいます。たとえば、みんなで楽しくごはん食べているとき。誰かが今まさしく何かを食べようとしているとき、「私それきらい!グロテスクだね!」など言ってしまいます。いつも言ってしまってから、しまった!と思いますが。今からそれをおいしく食べようとしてるしている人からすれば、かなりうっとうしいでしょうね。
何気ない口癖。気をつけたいと思いました。

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感想投稿日 : 2012年1月11日
本棚登録日 : 2012年1月1日

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