竹本さんは『匣』が素晴らしかったんだけど、それ以外がどうにも微妙だなあ…。
〈ゲーム三部作〉2作目にして〈狂気三部作〉の1作目らしいけど、うーん…なんか、中途半端。将棋の部分も本筋と絡むというより、ただアイテムの一つにしかなってないし(併録「オセロ殺人事件」はそこんとこよくできてた)、〈狂気〉というのでどんだけ怖いんだと期待を煽られたんだけど、正直そうでもなく。ミステリ的にももう何十年も前の作品だからだろうか、やはり荒削りな部分は否めない。
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- 感想投稿日 : 2018年2月19日
- 読了日 : 2018年2月19日
- 本棚登録日 : 2018年2月19日
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