神、多過ぎ!
池澤夏樹個人編集の日本文学全集、買おうか買うまいか迷っていたのですが、この『古事記』の初版が見つかったので、思わず全部揃えよう…という流れになってしまいました。
さて。
『古事記』ですが、こうやって全集に入らなかったら、多分一生読まなかったと思います。
原文が分からないので比較ができないのですが池澤氏の訳はとても分かりやすく、脚注というのも本文から直接注釈に飛べるので良かったと思います。ただ、できればどの項目に注釈がついているのか米印がついていれば、もっと読みやすかったかなあと思います。
内容については、とりあえず最初神が出てきまくってびっくりしました。これが八百万ってことか…。
あとは誰が誰を産んだというのが結構なボリュームを占めるんですがこれに関してはかなり流し読みしました。年代記とはそういうものなのかはわかりませんがどちらかというと小さなエピソードのまとめという印象です。
脚注などをしっかり照らしながら読んだ訳ではないので、また今度はじっくり読んでみたいと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学全集
- 感想投稿日 : 2015年7月24日
- 読了日 : 2015年7月23日
- 本棚登録日 : 2015年7月23日
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