『ラテンアメリカ文学入門』で筆者の経歴などを知った上で読んだのですが、うーん、なんだか最後まで世界に入ることができなかった、という感じ。
いわゆるラテンアメリカテイストというか、マジックリアリズムの手法というのはこんな感じなのか、という新鮮さはあったものの、ディストピアの設定があまりに荒唐無稽すぎてリアリティを感じることができなかった。
著者の五部作の最終作で、他の作品とは色がだいぶ違うとのことで(解説より)、他の作品の方が筆者の生の声に近いらしいので、気になるけれど全部は訳されてないみたい。うーん。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2017年2月23日
- 読了日 : 2017年2月23日
- 本棚登録日 : 2017年2月23日
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