国家の債務の歴史を紐解き、豊富な史実をもとに説明している。そのうえで肝要はプライマリーバランスと経済成長だというその説に新鮮さを感じられないのはその他政治家・エコノミストが皆彼にならっているせいか。でも具体的な歳出削減と税収アップの道筋を誰も示せずただ危機が来るのを待ち構えている。削減は当たり前と思っている壁を崩せば案外簡単なのかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2011年12月7日
- 読了日 : 2011年12月6日
- 本棚登録日 : 2011年11月29日
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