・近代史に見られる数々の誤算について書かれた一冊。西郷隆盛の扱いを誤った明治政府、ヒトラーの評価を誤ったフォード、平和国家を標榜したフランスの誤算など興味深い。
・ただ、後半がだるい。菊と刀、陸海軍、暗号、諜報のあたりは同じことをずっと読んでるような気分になった。かつ、どの部分が誤算だったのかよく絞り込めてない気がする。
・細かな面白いエピソードがたくさん紹介されていて、著者は流石の見識。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
近代
- 感想投稿日 : 2011年2月25日
- 読了日 : 2011年2月25日
- 本棚登録日 : 2011年2月2日
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