誤算の論理 (文春文庫 こ 2-34)

著者 :
  • 文藝春秋 (1990年4月1日発売)
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本棚登録 : 63
感想 : 3
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・近代史に見られる数々の誤算について書かれた一冊。西郷隆盛の扱いを誤った明治政府、ヒトラーの評価を誤ったフォード、平和国家を標榜したフランスの誤算など興味深い。
・ただ、後半がだるい。菊と刀、陸海軍、暗号、諜報のあたりは同じことをずっと読んでるような気分になった。かつ、どの部分が誤算だったのかよく絞り込めてない気がする。
・細かな面白いエピソードがたくさん紹介されていて、著者は流石の見識。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 近代
感想投稿日 : 2011年2月25日
読了日 : 2011年2月25日
本棚登録日 : 2011年2月2日

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