(感想)
信じることはいいのだけれど…
スピンオフと知らずに読んでしまいましたが
好き好きこういうファンタジーvv
森の中で貧しい生活を送りながらも
お祖父さんに育てられた琥珀は筋が通ってる。
今回の主役となる白虎の煌牙は
自分を助けてくれたお礼にと宝玉を差し出してきたが
受け取らず…イライラするばかり。
普通の人間ならラッキーと思いながら欲張って受け取りそうだけど
琥珀は自分の身の丈をしっかりと解ってるので
お金とか高価なものに目もくれない。
後はお祖父さんの施しは受けないという教育が身についてるのね。
でも正直者は馬鹿を見るじゃないけど
そのせいでお祖父さんが拷問受けて殺されたのは
ちょっとやるせない…
人を信じることで傷ついて、でも頑張って生きて
最後の最後にまた裏切られて…
とうとう自分を投げ出した琥珀を
ちゃんと白虎が救ってくれて良かった。
じゃないと悲しすぎるよ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
秋山みち花
- 感想投稿日 : 2013年10月26日
- 読了日 : 2013年10月26日
- 本棚登録日 : 2013年9月26日
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