久しぶりに唯川さんの作品を読みました。
1人の男性の突然の死を起点とした彼に関わった女性5人の物語。
女性であれば必ず持っている感情・・・というか個性?側面?みたいなものを1つずつデフォルトして5人の女性の個性としたような、そんな印象を受けました。
だからこの作品を読んだ女性は5人のうちの誰かに自分を重ねて読んでしまうのではないかと思います。
「これ」といった結末や提示があるわけではないので
読み終わった後にすっきりすることはありません。
でも、改めて女性ってなんだかんだ、逞しい生き物なんだなー、
だからきっと自分も大丈夫、なんとかなるんだろうなーと
思わせてくれました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年11月7日
- 読了日 : 2022年11月7日
- 本棚登録日 : 2022年11月7日
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