太陽がイッパイいっぱい (文春文庫 み 31-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年9月5日発売)
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感想 : 36
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土方のバイトを始めた三流大学の男子学生イズミは、次第に大学にかようことをアホらしく思うように。バイト先である解体業者“マルショウ”にスカウトされて、大学を休学します。

マルショウのメンツのオモロイことと言ったら。加えて、舞台が関西。芦屋に始まり、宝塚、千林大宮など、知った地名が次々に出てくるものですから、なおさら話に引き込まれます。「ガテン系ナニワ青春小説」という触れ込みがピッタリ。

かくして三羽省吾の著作も「大人買い」。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 既読(2015年〜2010年)
感想投稿日 : 2017年4月28日
読了日 : 2017年4月25日
本棚登録日 : 2017年4月25日

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